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カーボンナノウォール

カーボンナノウォールとは?

ナノ構造炭素同素体として2002年に発見されたカーボンナノウォールは二次元平面形状をしており、基板に対して垂直に配向して成長しています。一枚の カーボンナノウォールはそれを構成する結晶子の大きさが非常に小さいにもかかわらず高い結晶性を保っていると言う非常に特異な構造をしています。
 

a)拡大像
b)基盤に垂直に配向している様子

 
このような特徴を持つカーボンナノウォールはその高い比表面積や電界放出に優れているなどの特徴から二次電池の電極材や燃料電池の触媒担体、電界電子放出源やガス貯蔵材など様々な分野でその応用・実用化が期待されています。
当研究室ではPECVD法によりカーボンナノウォールの作製、構造評価を行なっております。