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フラーレンナノウィスカー

フラーレンナノウィスカーとは?

フラーレンとは60個の炭素原子のみからなる、サッカーボール状の球形分子で、C60と書きます。

フラーレン
フラーレン (C60)

C60の結晶はファンデルワールス力で結合した黒色の分子性結晶で、C60の他にも、ラグビーボール型のC70など様々なフラーレンが知られています。
 
フラーレンナノウィスカー(FNW)とは、このフラーレン分子からできている細いひげ結晶のことを云い、
特にC60を原材料として作製したものをC60ナノウィスカーといいます。
C60ナノウィスカーは直径 500nm以下、長さ 100μm以上にも成長し、これは今まで報告されたどのフラーレン結晶よりも細く・長く成長します。
 
C60ナノウィスカーを光学顕微鏡で観察するとこのように見えます。

a)全体像(×50倍)
b)拡大(×1000倍)

 繊維状に見える物が全てC60ナノウィスカーです。 1本1本がはっきり見られます。
 また、C60以外にもC70、さらには誘導体フラーレンといった、様々なフラーレンでナノウィスカーの合成が確認されています。
フラーレンナノウィスカーは新たなナノテク材料として、今後さらに研究・発展が期待される物質です。

実験装置

  • X線回折測定装置
  • 顕微ラマン分光装置
  • 走査型電子顕微鏡

 参考文献/引用

  • 「フラーレン」 ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 2007/9/19 (水) 12:49