「タンパク結晶のねじれ」の論文がPNASにアクセプトされました!
D3の阿部さんの「タンパク質結晶の”ねじれ”」に関する論文が、世界トップジャーナルのPNAS「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(米国科学アカデミー紀要)(IF: 11.205)」にアクセプトされました。本論文では、高品質なタンパク質結晶においも、結晶全体にわたって微小な”ねじれ”が存在することを発見しました。この"ねじれ"は、通常の手法では観察することが難しく、当研究室で長年進めてきたデジタルX線トポグラフィ技術によってはじめて観測可能となりました。本論文では、タンパク質結晶に限らず、非対称な分子から構成されている多くの結晶が本質的にねじれることも提案しています。本研究成果は、これまでの結晶のイメージを変える大きな発見と言えます。詳細は、「本学プレスリリース」および「原著論文」をご覧ください。