研究概要
当研究室では、物理、化学、生物といった既存の分野に捕らわれることなく、これらの境界領域に属する物質群に注目して研究を進めています。現在は、新物質のフラーレンやグラフェン、カーボンナノウォール(CNW)、カーボン量子ドット(C-QDs)といった炭素材料から生体分子のタンパク質といった巨大分子に至るまで、様々な種類の分子性結晶の作製と新規物性の探索を行っています。
現在の主な研究テーマ
- 植物種子などの天然物を原料としたカーボン量子ドット(C-QDs)の作製と応用
- 新奇フラーレン結晶の作製と物性評価、およびダイヤモンドアンビルセル(DAC)を用いた高圧環境における物性の解明
- フラーレン結晶を用いた高性能FET(電界効果トランジスタ)の作製
- 高品質な大型タンパク質結晶の育成と構造的・力学的性質の解明、および新材料応用へ向けた新規物性の探索
- グラフェンやカーボンナノウォールなどの新規ナノカーボン物質の創製、および物性研究
研究室ニュース&トピックス
トピックス一覧へ- 今年度より”核融合”に関する共同研究を本格的にスタートしました! (2025/06/12)
- 当研究室では今年度(2025年4月)より東北大学から岩村康弘先生と伊藤岳彦先生を客員教授としてお…
- 「日本物理学会誌」に当研究室の研究成果の解説記事が掲載されました! (2025/05/07)
- 日本物理学会誌(2025年5月号)に当研究室で発見された「タンパク質結晶の微小なねじれ現象」につ…
- 昨年度も多くの研究室学生が発表賞を受賞しました! (2025/03/31)
- 毎年多くの研究室学生が学会や修論発表会で発表賞を受賞しています。まとめてになりますが受賞報告にな…
- 社会人のための博士後期課程早期修了プログラム! (2025/01/14)
- 活躍する卒業生として当研究室OBの秋久保さんへのインタビュー記事が本学HPに掲載されました。(掲…
- D3の谷口さんが第67回FNTG学会で「若手奨励賞」を受賞! (2024/12/06)
- 当研究室の社会人博士後期課程学生の谷口 萌花さん(法政大学生命科学部教務助手)が、2024年9月…