研究概要
当研究室では、物理、化学、生物といった既存の分野に捕らわれることなく、これらの境界領域に属する物質群に注目して研究を進めています。現在は、新物質のフラーレンやグラフェン、カーボンナノウォール(CNW)、カーボン量子ドット(C-QDs)といった炭素材料から生体分子のタンパク質といった巨大分子に至るまで、様々な種類の分子性結晶の作製と新規物性の探索を行っています。
現在の主な研究テーマ
- 植物種子などの天然物を原料としたカーボン量子ドット(C-QDs)の作製と応用
- 新奇フラーレン結晶の作製と物性評価、およびダイヤモンドアンビルセル(DAC)を用いた高圧環境における物性の解明
- フラーレン結晶を用いた高性能FET(電界効果トランジスタ)の作製
- 高品質な大型タンパク質結晶の育成と構造的・力学的性質の解明、および新材料応用へ向けた新規物性の探索
- グラフェンやカーボンナノウォールなどの新規ナノカーボン物質の創製、および物性研究
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